サッシのレールから水があふれる?!窓枠からの雨漏りの原因と対策
屋根から雨がポタポタと垂れてくるだけが雨漏りではありません。
サッシ(窓枠)のレールに水が溜まってしまうというのも、れっきとした雨漏りです。
放置していると、骨組みが腐食したりカビが生えたりしてしまうこともありますので、早めに対処をおすすめします!
サッシのレールからの雨漏りの原因は
原因1.サッシ周りの外壁のひび割れ
通常外壁の内部には防水シートが施工されていて、多少ひびが入っても雨漏りに発展することは少ないです。
ですがサッシ周辺は、防水シートが繋がっていません。
そのため、外壁のひびがサッシと繋がってしまうと、雨漏りの可能性が高くなります。
原因.2コーキングが劣化している
コーキングとは、注入することで隙間を埋めるゴムのような防水材です。
コーキングを施すことで、サッシと壁の隙間が埋まり雨水の侵入を防ぐことができます。
ですが、コーキングが劣化しひび割れてしまうことで、雨漏りに発展する可能性があります。
原因.3引き違い窓の隙間
引き違い窓とは、2枚以上の窓を交差して開け閉めする、ほとんどの住宅に設置されているポピュラーな窓です。
この窓は、開け閉めをスムーズにするため間に僅かな隙間が空いています。
台風のような横殴りの雨が降り続けると、隙間から雨水が侵入し雨漏りが発生してしまうことがあります。
ですが、この隙間は施工不良ではないので、しっかりと雨水を拭き取れば問題ありません。
サッシから雨漏りした時の対策
雨漏りを放置しておくと、建物の劣化に繋がってしまうので、早めの対処が必要です。
自分で修理したいという方・業者に依頼するまでしのぎたいという方向けに、難易度別に応急処置を紹介していきます。
初級.吸水シートを使う
見た目はただの布ですが、大量の水を吸い取ってくれる吸水シート。
水が漏れている部分に置いておくだけでもかなり役に立ちます。
値段も手ごろで、扱いやすいのでまずはこちらをお試しください!
中級.防水テープを貼る
雨漏りの原因となる部分に防水テープを貼ることで、雨水の侵入を防ぐ方法です。
水に強く、しっかりとひびや隙間をふさいでくれますので、応急処置として非常におすすめです。
ですが外壁のひびなどが原因の場合は、防水テープを貼ること自体難しくなりますので注意しましょう。
上級.コーキングを打ち直す
ホームセンターなどで売っている、コーキング材・コーキングガン・カッター・養生テープなどを使用し、雨漏りの原因となっている部分のコーキングを打ち直す方法です。
上手く出来ればとても効果的な方法ですが、危険を伴う・ミスをしたあとの撤去が大変・手間がかかるなどの理由から、少しおすすめはしづらいです。
施工を趣味として楽しめる方であれば、試してもいいかもしれません!
火災保険を利用すれば0円で工事できるかも!
雨漏りが発生した時に業者に頼むのをためらってしまう理由。
面倒くさい・立会いの時間が取れないなどもあると思いますが、一番はやはりお金じゃないでしょうか。
自分で安く直せるなら直したいというのは当然だと思います。
ですが、0円でプロが修理してくれるというならどうでしょう?
もちろん確実ではないですが、自然災害が原因で発生した「外壁のひび」「サッシの歪み」などによる雨漏りならば、0円で修理できる可能性があります。
現地調査を無料で行っている業者も多いので、まずは調査をしてもらって現状を確かめてみましょう!