「屋根」それは大切なお住まいを守るために最も大切な部分といえるでしょう。
そんな屋根は風雨雷雪などさまざまな自然の猛威に常に曝されています。
そうした自然の猛威によって屋根はさまざまなダメージを負ってしまうことがあります。
そんなダメージの1つが「屋根の釘浮き」です。
皆さんは「屋根の釘浮き」をご存知でしょうか。
屋根の釘浮きとは、棟板金を固定するために必要な釘がさまざまな理由から浮いてしまっている状態のことを指します。
この状態が中長期的に続いてしまうと雨漏り被害を誘発させることもあるため注意しなければなりません。
そこで今回は「屋根の釘浮き」をテーマとして、
●屋根の釘浮きが起こる原因は?
●屋根の釘浮きを放置するとどうなる?
●屋根の釘浮き修理にかかる費用相場
以上の3つの項目について掘り下げて解説しますので、皆さんもぜひご一読ください。
冒頭でお伝えしたとおり、「屋根の釘浮き」とは棟板金の固定に使われる釘が浮いてしまっている状態を指します。
では屋根の釘浮きはどのような原因によって引き起こされるのでしょうか。
原因はさまざまありますが、「頻出的な屋根の釘浮きが起こる原因」を下記にまとめましたので参考にしてみてください。
●度重なる寒暖差が引き起こす収縮により釘が緩んで押し出されてしまう
●湿気や結露、雨水の侵入による木材の腐食
●強風(台風など)による影響
●地震による破損
●経年劣化による摩耗
屋根の釘浮きはこうした要因によって引き起こされることが多いため注意しなければなりません。
定期的なチェックのほかにも台風や地震のような災害のあとにもチェックすると被害を未然に防ぐことが可能です。
「屋根の釘浮きを放置するとどうなるんだろう……。すぐに被害でないなら放置しても大丈夫なのかな?」
「屋根の釘浮き」に対して、馴染みが薄いとどのような対応をしてよいか困ってしまいますよね。
目に見えた被害も出ていないと後回しにしがちでしょう。
しかし、「屋根の釘浮きを放置」するととんでもない事態を引き起こすこともあるため注意しなければなりません。
ここでは、「屋根の釘浮きを放置すること」によって引き起こされる被害について紹介しますので、皆さんも参考にしてみてください。
お伝えしたとおり、「屋根の釘浮き」を放置することによる被害は計り知れないものがあります。
そのため、屋根の釘浮きを発見した場合は早急に対応する必要があります。
しかし、修理にどれぐらいの費用がかかるか検討が付かないと重い腰も上がらないものでしょう。
ここでは、「屋根の釘浮き修理にかかる費用相場」についてそれぞれ紹介しますので、皆さんも参考にしてみてください。
●釘の打ち込み(1棟あたり):15,000円から40,000円
●棟板金と貫板の交換作業(1メートルあたり):5,000円から15,000円
●棟瓦の交換作業(1枚あたり):10,000円から60,000円
上記金額はあくまで目安となります。
使用する部材のグレードによって上下します。
実際の費用はお見積りを出してもらうようにしましょう。
また、2階建て住宅や平屋でも高さがある物件の場合、足場の設置が必要となります。
足場の設置には「1平米あたり700円から1,400円」ほどかかります。
一般的な戸建て住宅であれば「200,000円」ほどが目安です。
外壁や構造体にダメージが及んでおり、修繕が必要な場合には別途費用が生じるので注意しなければなりません。
放置すれば放置するほど費用は嵩んでしまいかねないので、早め早めの対処が肝要といえるでしょう。
屋根の釘浮き被害でお悩みの方は、まずはお近くの修理業者に相談してみてはいかがでしょうか。
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