夏がようやく過ぎたのも束の間、あっという間に寒さがやってきましたね。
まだ秋ですがうかうかしているとすぐに冬がやってきて雪の降る季節が来てしまいます。
日本の冬は量や頻度の差はあるもののほとんどの地域で雪が降ります。
近年は東京都心でも、かなりの積雪がありどこに住んでいても決して積雪は他人事ではありません。
家屋にお住まいの方は屋根に積もる雪が落雪に繋がります。
落雪は非常に危険です。
人がいるところでは勿論のこと、カーポートなどの敷地内ものもへの破損に繋がりますし
隣家の敷地に雪がなだれてしまう可能性もあります。
そこで、今回は「冬前に実践しておきたい雪対策」をテーマに、
●雪対策を怠るリスク
●屋根に雪が積もらない方法(業者に頼む場合)
●自分でできる雪対策の方法は?
以上の3つの項目について掘り下げて解説しますので、皆さんもぜひご一読ください。
雪国にでも住んでいないと雪の対策や準備についてあまり考えないかもしれません。
しかし雪の対策をしていないと、様々なリスクがついてきてしまいます。
屋根の雪対策といっても屋根に何か施すとなると、素人が行うのは簡単ではありません。
費用はある程度かかるものの雪対策のためにリフォームを施こすのは有効な手段でしょう。
大掛かりでないリフォームならば、雪止めの金具の設置または屋根瓦を雪止め瓦にこうかんするのが手っ取り早いです。
後から雪止め用のストッパーを取り付けるタイプなら100,000円から400,000円程度の費用で設置が可能です。
また豪雪地帯では「無落雪屋根」が人気です。
この屋根は積もった雪3層になって雪の上に新たに積もった雪がゆっくり溶けるという仕組みになっています。
屋根に電熱ヒーターを仕込み、屋根の内部が凍結しないようにします。
この方法なら積もった雪を屋根から落とす必要がなくなります。
このように雪を屋根から落とすのではなく、少しづつ溶かして処理するという斬新な方法もあります。
豪雪地域ではかなり有効な手段ではありますが、費用が1,000,000円から3,000,000円程度と安くないリフォーム費用が発生します。
どの方法を採用するにせよ、いくつかの工務店や業者に実際に屋根を見てもらい見積りを作成してもらいましょう。
またいくつかの業者から相見積もりを取り、なるべく安い費用で行えるようにする事も重要です。
雪の対策を業者に依頼するとどうしてもある程度の費用がかかり、安くないお金が必要になります。
今回は最後にご自身で行うことのできる雪の対策をご紹介してお別れとさせていただきます。
豪雪地帯でない場所にお住まいの方なら、落雪防止の簡易的な雪止めなら自分で安価に設置することも可能でしょう。
しかし屋根に登り金具を設置するのなら必ずヘルメットを装着した上で、足元の安全をしっかり確認した上で作業するようにしてください。
また作業を行う際は地上に監視役を一人立てるようにしてください。
もしも一人で行い万が一落下したりした場合に誰も近くにいないと、命の危険が及ぶ可能性もあります。
またこういった屋根での作業の経験がないのなら、知識や経験の豊富な人に予め相談してみるのがよいでしょう。
まったく知識がない状態で行うと、金具の固定がしっかりできていなかったりして余計に危ないといった事態になることもあります。
ご自身で行う際は事前にしっかりと準備をしてから、作業に望んで下さい。
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