「瓦のチェックを自分でしたいけど、屋根の上って自分で登れるのかな。まずは自分自身で見てみたいんだけど……」
皆さんは瓦屋根に登ったことはあるでしょうか。
最近はDIYの流行でご自身で屋根に上がって修理を修理される方も増加傾向です。
雪国では、冬のシーズンに積もった雪を除去するために屋根に上がるといったこともあります。
しかしながら素人が瓦屋根を歩くのも何も知らずに歩くと踏み外したり、滑ったりと非常に危険です。
脚立一つで上がって作業しようとしたりはしていませんか。
屋根に上がるにはそれなりにしっかりと準備をしなくてはなりません。
また瓦屋根には歩いて良い場所といけない場所があることをご存知でしょうか。
今回はそんな「瓦屋根の歩き方」をテーマに、
●瓦屋根の歩き方
●瓦屋根の歩いてはいけない場所
●瓦屋根を歩くのは危険!業者に相談を
以上の3つの項目について掘り下げて解説しますので、ぜひ皆さんもご一読ください。
瓦は吸水しにくく雨などで劣化しないため、破損することがなければほぼ永久に使用可能と言われています。
屋根材の交換施工を行う場合でも、瓦を再利用して敷き直すことも可能です。
そのため瓦は丈夫で頑丈という認識が浸透しているため、そのまま乗ってしまう方が多いです。
しかしながら瓦屋根は頑丈にできてはいるものの、人が不用意に乗ると割れてしまうことがあります。
瓦自体強度は高いですが、衝撃には意外と弱くもろいです。
瓦屋根の上を歩く場合はどうしたら良いのでしょうか。
瓦は湾曲した形状になっており、曲がった形状の谷の部分を踏んで歩くと割れにくいです。
また瓦の移動は必ず上下方向に移動を行ってください。
横移動の際も、必ず屋根の上を向いてカニ歩きのように横移動を行うようにしましょう。
逆に山になっているところは割れやすいので注意しなければなりません。
ここで安全に歩くための必要事項をご紹介致します。
先述しましたように瓦屋根には歩いていい場所と歩いてはいけない場所があります。
瓦の湾曲している山と谷の谷のへこんでる部分を歩くようにして下さい。
山の部分を歩くと危険です。
山の部分は厚くなっており、一見頑丈そうに見えますが瓦が3枚重なっていてそこに体重がかかると瓦が動いてしまい危険です。
また瓦が重なっている部分は浮いていたり、空洞になっている可能性もあるので瓦が壊れる原因となります。
そのため、歩く際は山の部分は避けるようにしてください。
ここまで説明してきましたように、瓦屋根に素人が安易に上がるのは非常に危険です。
登るにしても装備を揃えるのに安くない費用がかかりますので、専門業者に依頼するようにすることをオススメします。
業者に依頼する際は、事前に修理内容をしっかりと説明してくれる所を選ぶようにして下さい。
現地も確認しない業者も中にはありますので注意が必要です。
工務店などに依頼しても、あまり知識のない下請けがやってくる可能性もありますので事前に確認するようにして下さい。
また、内容や金額が明確に記載された見積書を提出してもらいましょう。
口約束や口頭だけで作業してもらうと後からトラブルの元になります。
屋根瓦の修理は、割れや交換なら30,000円から50,000円程度、板金の交換なら100,000円から200,000円程度、しっくいの補修なら200,000円から400,000円万円程度と相場はなっています。
修繕内容にもよりますが、3社程度から相見積もりを取って比較して任せる業者を選定するとよいでしょう。
いかがでしたでしょうか。
今回おつたえしたポイントを踏まえたうえで、あなたのお宅や要望にあった適切な屋根修理業者を探してみてはいかがでしょうか。
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