「天井がたわんでるけど何が原因なのかな、直すとどれぐらいかかるんだろう……」
雨漏りは止まったが、天井に発生したたわみや雨染み、クロスの剥がれなどでお困りの方も多いのではないでしょうか。
今回は、「天井のたわみ」をテーマに、
●天井にたわみが生じる原因
●天井のたわみを放置するとどうなる?
●たわみが生じた天井の修理費用相場
の3つの項目について掘り下げて解説しますので、ぜひご一読ください。
天井にたわみが生じてしまうのはどうしてなのでしょうか。
ここでは、天井にたわみが生じる主要な原因を紹介しますので、参考にしてみてください。
●屋根材の劣化や破損による雨漏り
●瓦のズレや破損による雨漏り
●金属屋根の劣化や腐食による雨漏り
●外壁の劣化や亀裂による雨漏り
●バルコニーの防水層の劣化や亀裂による雨漏り
●天井材の結露
●断熱材の結露
このように、さまざまな原因で発生した雨漏りや結露によって天井材やクロスにたわみが生じてしまうことがあります。
天井からの雨漏りは原因特定が難しいため、専門業者にしっかりと調査してもらいましょう。
「天井のたわみって放置しておいても大丈夫なのかな? いまのところ雨漏りとかしてないんだけど……」
人は目に見える実害が少ない場合、物事を後回しにしがちです。
天井のたわみやクロスの剥がれは、見た目の汚さに目を瞑れば日常生活をするうえで不便はありません。
しかし、天井のたわみを放置するとさまざまな悪影響を及ぼす恐れがあります。
ここでは、天井のたわみを放置することによって生じる悪影響について紹介しますので、参考にしてみてください。
天井のたわみは雨漏りや結露が原因であることが多いです。
その場合、見た目にはそんなに酷い状態に見えなくとも家を支える木材に被害が生じている恐れがあります。
木材が腐食すると、家屋の耐久性が損なわれ地震や台風が発生した際に甚大な被害を招く恐れがあるので注意しなければなりません。
上記でお伝えした「木材が腐る」ことと同じように、ネジやクギ、フレームなどの金属部品に錆が生じる恐れがあります。
金属部品が錆びてしまうと耐久性が損なわれてしまい、雨漏り被害が悪化してしまうことがあるので、注意しなければなりません。
天井のたわみを放置することで、シロアリが発生することがあります。
シロアリは、暗く湿った環境を好みます。
天井にたわみが生じている場合、天井裏は湿って腐食していることがあるため、シロアリを呼び寄せてしまう危険性があるので注意しなければなりません。
「天井のたわみを直したいけど、どれくらい費用かかるのかな。余り高いと予算オーバーになっちゃう……」
天井のたわみを直したいと考える方が一番気になるのが「修理費用」でしょう。
費用相場がわからないと、二の足を踏んでしまう方も多いのではないでしょうか。
では、天井のたわみを修繕する場合、どれぐらいの費用がかかるのでしょうか。
ここでは、指標としての修理費用相場を紹介しますので、参考にしてみてください。
天井の痛みが軽度の場合、たわんでいるクロスの張り替えのみで修理が済む可能性があります。
費用相場は下記のとおりです。
●天井クロスの張り替え:30,000円から200,000円
クロスの張り替えに必要な面積によって費用が異なりますので目安としてください。
天井の痛みが重度の場合、クロスの張り替えだけでは済まないことがあります。
天井材が腐食していた場合、天井材の張り替えが必要であったり、天井裏にも被害が生じている場合、補強工事や腐食した穴の補修が必要となる場合もあります。
費用相場は下記のとおりです。
●天井クロスの張り替え・下地材の補修:50,000円から300,000円
●補強工事:100,000円から500,000円
●腐食した穴の補修:20,000円から50,000円
このように、被害の度合いが重ければ重いほどさまざまな修繕が必要となってしまうため、費用もかさんでしまいます。
被害を放置してしまうと、悪化してしまうことがほとんどなので、早め早めに修理するようにしましょう。
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