「外壁の塗装が変色したり薄くなってきている……」
「外壁に小さなひび割れを見つけた……」
このような状態の外壁を放置していると、ゆくゆくは雨漏り被害へと発展する恐れがあります。
雨漏りを防ぐためには、外壁を塗りなおしたり、張り替える施工方法がありますが、近年増えてきているのが「外壁カバー工法」というリフォーム方法です。
今回は、外壁カバー工法について掘り下げて解説しますので、外壁カバー工法をご存じの方もそうでない方もご一読ください。
外壁カバー工法とは、既存の外壁の上に新しい外壁材を重ね張りする工法です。
ALCやモルタル材でできた外壁のリフォームにおいて採用されることが多く、今ある外壁の上に新しく外壁材を重ね貼りする「カバー工法」は「張り替え工法」と比べて施工費用や工期を抑えることが可能です。
カバー工法では、軽量なガルバリウム鋼板材などを用いるので、手間をかけずに家の外観を一新できるうえ、耐久性アップにもつながります。
なにごとにおいてもメリット・デメリットがあります。
ここでは、外壁カバー工法のメリットとデメリットについて掘り下げて解説しますので、皆さんも参考にしてみてください。
外壁カバー工法を施工するリフォーム業者の中には、悪徳業者も潜んでいます。
悪徳業者に騙されてしまうと、法外な施工費用を取られてしまうばかりか、ずさんな施工により建物に重篤な被害が及んでしまう恐れもあるので、細心の注意が必要といえるでしょう。
ここでは、悪徳業者を見分けるためのポイントを解説しますので、リフォーム業者選びの参考にしてみてください。
●自宅に直接訪問し営業案内をする
●訪問時、断っているのに玄関先でしつこく勧誘してくる
●調査見積時の対応が悪い
●質問したことに対しておざなりな対応をする
●案内時に施工方法や補償内容について説明がない
●見積に不明瞭点がある
●補償制度の書面がない
上記の項目のなかで1つでも該当するものがあれば、ご自身で納得するまで業者と話しあいましょう。
不安な点があれば第3者に相談してください。
悪徳業者に騙されないためにも用心をしたうえで進めるようにしましょう。
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