「トタン屋根が錆び始めているけど、このままだと不味いかな。自分でも綺麗にできるのかな」
安くて丈夫、加工も容易な金属系の屋根のなかでも人気の「トタン屋根」ですが、他の屋根素材と比べて経年劣化に弱いのが玉に瑕。
トタンは、鉄の表面に亜鉛メッキ加工をした素材ですが、この亜鉛メッキが経年劣化や自然災害などの理由で剥がれてしまうと地金の鉄が表面に出てしまい、錆が発生してしまいます。
残念ながら一度でも錆びてしまうと、自然に綺麗に戻ることはありません。
逆に、放置しておくと錆が進行してしまい、穴が空いてしまうという大きなトラブルに見舞われる可能性もあります。
今回は、
「トタン屋根が錆びる原因」
「トタン屋根の錆落とし方法」
「トタン屋根の錆を予防する方法」
の3つのテーマについて解説しますので、皆さんのお宅のトタン屋根の状況に応じて参考にしてみてください。
トタン屋根が錆びてしまう原因は、鉄と水分が化合することにより鉄がイオン化し、自由電子が無くなり不安定になったところに、酸素や水と結びついてしまい酸化鉄となってしまいます。
この変化が錆びが発生するメカニズムです。
トタン屋根は、他の金属屋根素材と同様に水切れがしにくい緩勾配の形状の屋根が多いため、錆びやすさにより拍車をかけてしまってます。
平たく「錆」といっても複数種あります。
皆さんのお宅のトタン屋根にどのような錆が発生してしまったのか、ポピュラーな錆を紹介しますので参考にしてみてください。
「トタン屋根が既に錆びてしまっている」
という方のなかには、ご自分で対策を取りたいと考える方もいるのではないでしょうか。
錆落としには、様々な工具が必要となり、「屋根」の上での作業となるので、転落には十二分に気を付け、最低2人以上の人数で作業するようにしてください。
もし、ご自分で実践したうえ、少しでも「難しいな」と感じた方は、専門業者に相談しましょう。
錆落としには、「ワイヤーブラシ」や「サンドペーパー」、「電動サンダー」が必要です。
ホームセンターなどで購入することができるので、準備してみましょう。
それぞれの道具の概要は下記を参考にしてみてください。
トタン屋根が錆びる前に予防することができれば、修復費用も格段に少なく済みます。
一般的にトタン屋根の補修サイクルは5年から10年です。
トタン屋根を安全に長く保つためには、錆が発生する前にメンテナンスを実施しましょう。
経年劣化や自然災害以外の要因で錆させないためには下記のポイントに注意してください。
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