「ご加入されている火災保険を使えば、お金がかからずに雨樋修理が可能ですよ。手続きなど難しいことはウチにお任せください!」
雨樋が破損して困っているさなかに、このような耳障りの良い内容を聞いてしまうと、つい心が揺れ動いてしまいかねませんよね。
しかし、契約を結ぶ前によくよく吟味してください。
もしかするとその業者は「悪徳業者」かもしれませんよ!
雨樋修理業者のなかには、少なからず悪徳業者が隠れています。
万が一、悪徳業者と契約を結んでしまうと、施工費は0円だが書類作成代行費など他の名目で法外な手数料を請求されたり、手抜き工事をされてしまったりする可能性があります。
今回は、このような「悪徳業者」に騙されないために、雨樋修理にあたって火災保険がどのような場合で適用可能なのか正しい知識を備えることと、悪徳業者の手口や見分け方について解説しますので、ぜひご一読ください。
「本来、修理費用で200万かかるが、火災保険を使えば無料で施工できます!」
「自己負担なし書類作成なしで火災保険を使って直します!」
このような具合で、火災保険を悪用し詐欺行為を働こうとする悪徳業者が横行しています。
もちろん、「火災保険で雨樋修理」すること自体は違法行為ではありませんが、火災保険の加入条件や家屋、被害の状況に応じて適用、非適用と異なる場合があるので、必ずしも自己負担なしで修理することはできないのです。
しかし、火災保険を悪用する悪徳業者たちは、一貫して「火災保険を使って無料で修理しませんか」と勧誘します。
現に、2014年から2017年の間に4000件余りの火災保険を悪用した詐欺事件が発生しています。
「独立行政法人 国民生活センター」の発表によれば、年々増加傾向を辿っているようです。
被害者の70%以上は、60歳以上の高齢の方が多く、細心の注意を払う必要があるでしょう。
では、どのような場合、火災保険を使って雨樋修理をすることができるのでしょうか。
大前提として雨樋が破損した原因が加入している火災保険の補償対象となっており、そしてそれがきちんと証明できれば、請求した通りに火災保険の保険金がおりて雨樋修理をすることは可能です。
しかし、冒頭でもお伝えした通り適用される場合、されない場合があります。
ここでは、火災保険が適用される条件について解説しますので、参考にしてみてください。
火災保険の適用範囲は下記のとおりです。
恐るべき悪徳業者を見分けるにはどうしたら良いのでしょうか。
ここでは、悪徳業者を見分けるためのポイントを解説しますので、参考にしてみてください。
●自宅に直接訪問してくる
●訪問時、玄関先でしつこく勧誘する
●火災保険を使えば自己負担なしで修理が可能と説明している
●火災保険の申請書類を全て代行して作成するという
●申込時にキャンセル料や手数料についての告知がない
●火災保険適用前に施工費用を先払いさせる
●本来不必要な施工で保険金を水増し請求させようとする
これらのポイントに1つでも該当するものがあれば、自分が納得するまで業者に質問したり、第3者に相談してください。
悪徳業者に騙されないようためにも、加入している火災保険の適用条件や補償内容を今一度確認して、備えるように用心しましょう。
北海道・東北の屋根修理情報
関東の屋根修理情報
中部の屋根修理情報
近畿の屋根修理情報
中国の屋根修理情報
四国の屋根修理情報
九州・沖縄の屋根修理情報