雨漏りというと天井から雨水が染みて落ちてきたり、壁に水がしみたりといった印象があるかと思います。
これは外壁のヒビやシーリングの劣化、サッシ周りのシーリングの劣化などから壁の中に雨水が侵入していくメカニズムです。
しかし床やフローリングが濡れてくると、床の雨漏りということが実際に起こります。
これから梅雨の時期に入ってくると、雨漏りがカビなどの原因となるので要注意です。
また人体への被害だけでなく、シロアリの発生の危険もあります。
そうなると家により深刻な被害をもたらすことになりかねません。
今回は床の雨漏りの原因や対処法について解説しますので、参考にしてみてください。
室内の床から雨漏りが発生した場合の原因は以下4つが考えられます。
床の雨漏りを発見したらすぐに対処しなくてはいけません。
プロの業者にお任せしなくてはなりませんが、まずは自分で応急処置を行うようにしましょう。
ここで応急処置を行うことで、被害を最小限に留めることができます。
まずは雨漏りした周りに置いてあるものや電化製品は違う場所へ避難させましょう。
カビたり、ショートしたりする危険があります。
ものが無い状態にしたら、タオル等で雨漏りの水気をしっかり拭き取りましょう。
しっかり水分を拭き取ったら、除菌スプレーやアルコール製剤などで消毒をします。
最後に乾いたタオルなどで水分をしっかり拭き取り乾かしましょう。
一時的なものにはなりますが、水気を取って除菌作業を行うことで結果的に二次被害を食い止めることに繋がります。
雨漏りが発生してしまったら、自分で応急処置を施したとしてもやはり根本的な解決にはなりません。
新たな被害を生まないためには、専門業者に修理を依頼しましょう。
プロに原因を突き止めて対処してもらうことで、被害を最小限にできるかもしれません。
また雨漏りではなく、排水管や蛇口の不具合が水漏れの原因だと発覚する場合もあります。
雨漏りの原因が台風による場合火災保険を利用できる場合もありますので、火災保険に加入しているのなら対象となるのか確認しておくといいでしょう。
まずは依頼する専門業者に問い合わせて、現地調査を行ってもらい見積りを取ります。
この際いくつかの業者に相見積もりを取ると良いでしょう。
調査方法には、目で見て雨水の侵入経路や形跡を探す目視調査、原因となっているであろう場所に水をかけて雨水の再現で探りあてる散水調査、発光塗料を混ぜた液体を流し込み紫外線をあてて発光した箇所で場所を特定する発光液調査、また高感度の赤外線カメラを用いて建物を撮影温度変化で水漏れ場所を特定する赤外線サーモグラフィー調査があります。
ただ散水、発光調査、サーモグラフィー調査とだんだん値段が上がっていきますので注意が必要です。
これらの調査で雨漏りの原因を突き止めてもらったら、修理の内容・方法を決めて契約そして着工の流れになります。
もし床の雨漏りでお困りならすぐにプロの業者を頼ってみてはいかがでしょうか。
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