「換気扇から水が入り込んできた」
「雨が降ると換気扇周りが水浸しになる…」
このような症状にお困りではないですか?
そもそも換気扇は雨漏りしやすい構造になっています。
換気扇は換気口を入口として室内に直接繋がっているため、換気口は密閉度がとても悪いです。
そのために、雨水が外から入りやすくなります。
それではこれから更に具体的な原因を見ていきましょう。
換気扇には大きく分けて、プロペラファンタイプとレンジフードタイプ(シロッコファン)の2つがあります。
プロペラファン型の換気扇は、壁に直接取り付けます。
シンプルな構造で取り付けや手入れが簡単で、コストも安いことから築年数の経っている物件に付いていることが多いです。
レンジフード(シロッコファン)はプロペラの羽が環状にたくさんついており、吸い込んだ外気をダクトを通して排気する構造です。
窓のない壁や外壁に面していない換気扇に採用されています。
外壁の有無に関わらず設置が可能で、プロペラファンよりも静音に優れているため現在の住宅ではレンジフードタイプが主流となっています。
換気扇の雨漏りの原因として最も挙げられるのは換気口です。しかし、換気口以外の原因での雨漏りの可能性もあります。
今回は換気口以外の3つの原因についてご紹介いたします。
プロペラファンの換気扇の方は、思い切って雨水の侵入を防ぎやすいレンジフードを取り付けるのもいいかもしれません。
レンジフードは雨漏り対策以外にも、電気代や騒音の軽減にもつながるので一度専門業者に相談してみるのもオススメです。
また、劣化やひび割れてしまっているのならシーリングの打ち換えをするのもいいでしょう。
シーリングが劣化していると雨水の侵入を許す結果となってしまいます。
これが雨漏りの原因となりますので、打ち増ししたり打ち替えることで改善に繋がります。
いずれも自分で行うことはなかなか難しいかと思います。
まずは劣化防止のために、掃除をこまめに行いましょう。
火災保険で補償の対象となるのは、自然災害によって被害を受けた場合になります。
台風による強風の影響で換気扇が故障した、ダクトが破損した、強風で雨水が侵入した等これら自然災害によるものであれば火災保険は有効ですので適応される可能性が高いでしょう。
台風による被害なのであれば積極的に火災保険金を請求しましょう。
ただ、被害の報告書の提出が必須なので書類不備があれば支給されませんので注意が必要です。
リフォーム後に雨漏りが起こるようになった。施工不良が原因だ。など人為的な問題の場合は逆に火災保険の対象になりません。
また、換気扇の劣化や雨漏りの発覚から3年以上放置され時間が経ってしまっている場所も火災保険の対象外のケースになってしまいますので注意が必要です。
北海道・東北の屋根修理情報
関東の屋根修理情報
中部の屋根修理情報
近畿の屋根修理情報
中国の屋根修理情報
四国の屋根修理情報
九州・沖縄の屋根修理情報