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すぐできる!天窓の雨漏りを応急処置する簡単な方法

天窓から雨漏りする原因


天窓の画像


雨が降りしきる最中、ふと床が濡れていることに気づく。
誰か水でも零したのかと思いおもむろに近づいて見ると、今度は水滴が床を打つ。
慌てて見上げてみると天窓から雫が垂れてきている。
どうしたらよいのか、どこに頼めばいいのかと、途方にくれてしまう……。

このように、天窓からの雨漏りはある日突然始まります。
昨日まで何事もなかったのに、突然の豪雨で雨漏りが発生するので、とても驚いてしまいますよね。

自然光で部屋の中を明るく照らし、見た目と快適さを兼ね備えた住空間を演出する為に欠かせない天窓ですが、構造上直接天井や屋根に開口部があるので、どうしても雨漏りが発生しやすい場所になります。

また、壁に設置されているような一般的な窓に比べて直接雨風を受けるので、一度雨漏りの被害が始まると、徐々に被害が拡大しやすい傾向があります。
では、天窓のどの部分から雨漏りがしているのでしょうか。
一般的な発生原因をご紹介しますので、参考にしてみてください。

パッキンの経年劣化によるもの


天窓と枠の隙間を埋めるパッキンですが、ゴム製の為長年太陽による紫外線を浴び続けることで硬化しひび割れたり、ボロボロと取れてしまうことがあります。
天窓の雨漏りの原因のほとんどはこのパッキンの劣化によるものが多いです。

防水シートの劣化によるもの


屋根材の内側や天窓の周囲を覆う防水シートが経年劣化により防水性が損なわれ、降雨時に雨水が浸透してしまうことがあります。

家を支える内部の柱にも水が染みてきてしまうので、早急に対応しないと木部が腐食し大規模な修繕が必要になってしまい、修繕費用が多額になってしまう場合があるので、注意が必要です。

天窓の雨漏りの応急処置方法


疑問の画像


雨漏りはどこから発生しているのか原因を特定するのが難しく、プロの施工業者でも難儀する事もあります。
しっかりと原因を特定して修繕を行わないと雨漏りが治まらなかったり、別の箇所から雨漏りが起こってしまう問題が発生するリスクもある為、ご自身で行う場合はプロの施工業者に対応して貰うまでので繋ぎ的な応急処置で留めておくようにしましょう。

ご家庭でも実践出来る応急処置方法を幾つかご紹介しますので、参考にしてみてください。

床にバケツを置こう


一番シンプルで取り組みし易いものがこちらになります。
雨漏りをしている箇所の床にビニールシートを敷き、その上にバケツを設置して雨漏りの水滴を受ける方法です。
危険な高所作業の必要もなく、一番手早く簡単で安全な応急処置方法と言えるでしょう。

吸水パックを設置しよう


バケツを置くのは見栄えが悪い……。
という方にお勧めなのが、水を吸い込み垂れてくるのを防いでくれる吸水パックを雨漏りが発生している箇所に設置する方法です。
吸水パックであれば、見た目の問題は少しは解消されます。

注意点としては、脚立を使うので転倒に注意する事と、雨漏りの量が多いと吸水パックでは吸い取りしきれない場合があるので気をつけてください。

雨漏り防止スプレーを使おう


これまでの応急処置方法より難易度が上がり、屋根の上での作業の為、落下の危険性がありますので、一人では作業をせず、十分に注意してください。
作業に不安があるような方は、こちらの方法は実践しないようにしましょう。

雨漏り防止スプレーは、その名の通り雨漏りをしている箇所にスプレーを吹きかける事によって表面をコーティングしてくれるので、漏水を防ぐ事が出来る優れものになります。
あくまで応急処置なので、プロの施工業者に対応して貰う事を忘れずに。

応急処置で終わらせない!プロに修理を依頼


業者の画像


天窓は、外部に直接露出をしており、天井を貫通している部分になるので、時が経つとどうしても雨漏りが起きてしまいやすく定期的なメンテナンスが必要な箇所になります。

雨漏りを放置していると、補修だけでなく交換工事が必要となってしまい、費用が更に掛かってしまいかねません。
早期発見、早期対応が結果的に大事な家屋を長持ちさせる事に繋がります。

数多くの施工経験を持ち、技術力を持つ専門業者であれば、雨漏り箇所の特定や修繕対応も適切にしてくれるでしょう。
マイホームとは一生ものですので、大事な家屋を末永く守る為にも、まずは一度プロの専門業者へご相談してみてはいかがでしょうか。

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