毎日毎日、しとしとと降り続く長雨。
髪が広がってしまったり、外出するのが億劫になってしまったり、なんだか陰気な気分になってしまいますよね。
そんなアンニュイな気分な時にふと壁に目をやると、壁紙がポコッと浮いているではありませんか。
よくよく見ていると、雨が降ると壁紙が浮いているみたい……。
これは一体どうしてなんでしょうか。
壁紙が浮かんでしまう原因として推察されるのは、壁面の下地ボードやべニア板に壁紙がしっかりと貼り付いておらず、雨が降った時に発生する湿気によって接着が甘い壁紙の部分が膨らんでしまうことに起因します。
そして、ある特定の部分だけ膨らんでしまう理由としては、繋ぎ目を埋めるパテに糊が付きにくい事が原因となります。
繋ぎ目を埋めるパテとは、壁面に壁紙を貼るまでの作業工程の中で、施工時に壁紙を貼る為に下地として下地石膏ボードやべニア板を打ち付けていくのですが、当然、壁面が一枚の板で出来ている訳ではないので、一枚一枚板を繋げる必要があり、この繋ぎ目部分を埋めるのがパテの役割です。
このパテと糊との相性が悪く、壁紙の接着がし辛い為、施工時のミスや施工業者の杜撰な手抜き工事ということではなく、こうした現象がしばしば起こってしまうのです。
特に長雨な梅雨の時期等は、湿気も多く壁紙が浮いてしまい、天気が回復して湿気が無くなると元に戻ると言う繰り返しです。
対処方法としては、浮いてしまっている部分に糊を再注入し、浮いてしまうのを防ぐ事ですが、しわなく綺麗に仕上げるのは、個人の方では中々難しいので注意が必要と言えるでしょう。
雨が降ると壁紙が浮いてしまう原因は、湿気だけとは限りません。
もしかすると、雨漏りによる被害の可能性もあるのです。
壁紙が浮いてしまう原因が雨漏りによるものかどうかは、専門の業者が行う散水チェックを行えば自ずと判明することですが、費用が少なからず発生するので自身で出来ることは確認してみましょう。
ご家庭でも実践出来る方法をお伝えしますので、参考にしてみてください。
雨漏りの原因を正確に見極めるのは大変難しいことです。
プロの専門業者でも時折、診断を誤る事もあるので、個人の方が正確な原因を特定することは困難を極めるでしょう。
また、屋根の上等の高所での作業は難しく落下してしまう危険性もある為、自力での調査はあまりお勧めしません。
もし、雨漏りが原因であった場合、次第に被害が拡大する事もあります。
そうなった場合、カビやダニが発生してしまい健康被害を招いてしまったり、建材の腐食により、劣化や汚損、シロアリ被害の発生の可能性もあるので早めの処置が必要です。
豊かな施工経験を持ち、確かな技術力を持つ専門業者であれば、雨漏り箇所の特定や修繕も適切にしてくれるでしょう。
一生ものであるマイホームを末永く守る為にも、まずは一度プロの専門業者へご相談してみてはいかがでしょうか。
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